てつラン&トレイル

何目指してるの?ってそれが褒め言葉

第6回フェアリートレイル 参戦記録 ロングの部 〜雨でも楽しいぬかるみ地獄〜

こんにちは!てつです!
 
先日、関西から車無しでも日帰りで行けるトレラン3選の記事をアップしました。
その中のひとつ滋賀県で開催されるフェアリートレイルには2019年6月30日にロングの部で参加しました。
今日は参戦記録として、大会の特徴や良かったところなどをご紹介しようと思います!

 

そもそもフェアリートレイルってなに?

フェアリートレイルは琵琶湖の西側、高島市の朽木というところで行われるトレイルランニングレース。
プロデューサーはトレイルランニング界のレジェンド鏑木毅さんです。
鏑木毅が見た高島朽木の森。
FAIRY TRAIL-妖精の森
日本一の湖にして、京阪神の水かめ「琵琶湖」。
琵琶湖の水は、滋賀県の豊かな森で育まれています。
周辺の森から琵琶湖へ流れ込む川の数は119、琵琶湖から流れ出る川は1本。
まさに森で育まれる湖なのです。高島市の朽木地域は、湖西に位置します。
琵琶湖の西側で水をたっぷりと含んだ森、それは鏑木毅が妖精に出会えそうだと感じるように幻想的な雰囲気で、私たちを出迎えてくれます。 
トレイルランの大会なのに何やらファンタジーな雰囲気を感じませんか!?
他の大会ですとチャレンジ的な要素を全面的には押し出してくることが多いのですが、
冒頭の文章からも朽木の森を楽しんでもらいたいという鏑木さんの思いが伝わってきます。
 
このレースは
  • スーパーロング 60km
  • ロング     40km
  • ショート    20km
の3つの部門が開催されており、私はロングの部に参加しました。
スーパーロングの部に参加する資格(50キロ以上のトレイルランレースまたはフルマラソン4時間以内での完走経験)はあったのですが、
初めてのトレランの大会でしたし、日帰りで参加できるというところからロングに決めました。
 
コースマップはこんな感じです。(公式HPより、画素つぶれのため一部加筆)

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コースマップ
朽木の『グリーンパーク想い出の森』がスタート/ゴール地点。
国道367号線の西側の山を走って22km地点の栃生エイドに着き、そこから東側の山を走って朽木に帰ってくるという、
栃生のエイドを折り返し地点としてぐるっと回るようなコースになっています。
スタート地点と栃生エイドを結ぶ国道367号線は東西を山に挟まれた谷沿いの道になっているので、
前半で登って下って、後半でもう一度登って下って形です。
ちなみにわたしが参加したときのコンディションは雨。
豪雨はなんとか避けることができて無事開催にこぎ着けたという感じでした。 

前半戦:体力温存が今後の命運を握る
〜朽木→白倉岳→栃生〜

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フェアリートレイル コース高低差図
グリーンパーク想い出の森を午前9:30にスタート!
スタートから3kmくらいは山の取り付きまでロード。
昔ながらの住宅の合間をおじいちゃんおばあちゃんの応援をもらいながら走ります。
 
山に入ったら前半戦の最高標高950mの白倉岳(17km地点)をめざします。
ガレ場のようなところはなく、ふかふかトレイルをゆるゆると登っていくことになるので、飛ばし気味で走れてしまいます。
私は前半で飛ばし気味で走ってしまったため、後々痛い目に合いました・・・。
17km地点の白倉岳を越えたら、栃生エイドまで約3kmの激坂の下り。
雨で地面もぬかるみ非常に滑りやすいので、おっかなびっくり下っていきます。
道は狭いところではギリギリ1人分しかありません。スーパーロング(60km)の選手ともコースが重複しているため、
速い選手と同じタイミングの場合は、適度に譲りながら降りていきましょう。
22km地点の栃生エイドは豊富の食べ物が準備されていて、ご当地の小アユの天ぷらは絶品でした!
レース中じゃなかったらもっとたくさん食べたかった。 

後半戦:ぬかるみ地獄が選手を襲う
〜栃生→イクワタ峠→蛇谷ケ峰→朽木スキー場→朽木〜

栃生エイドを出発すると、25km地点のイクワタ峠まで、標高差700m分を一気に登っていきます。
ここの上りは整地された緩い斜面のつづら折りを登っていくコースとなっており、激坂を登るという感じではありません。
コース断面図を見ると、栃生エイドを挟む前後の下りと上りが同じような傾斜に見えますが印象は全く違いました。
私の印象は以下のような感じです。
  • 前半の下り:急坂。雨でぬかるみあり
  • 後半の上り:つづら折りも含めた整地された土道。雨でもぬかるみなし
イクワタ峠に必死の思いで辿り着いたら左に折れて尾根沿いを27km地点の第5エイドを目指して走って行きます。
ちなみにイクワタ峠を右に折れたら日本200名山の武奈ヶ岳(標高1214m)にたどり着きます。
第5エイドまでの尾根沿いは小さなアップダウンをこなしながらの走れるコース。
ただ、この日は雨でぬかるみも最高潮。踏ん張っても止まることはできず、まるで油の上を登って走っているようでした。
第5エイドを越えたら30km地点まで尾根沿いを引き続き走り、最後の急登を200m分を登って32km地点の虻谷ヶ峰に着きます。
そこからは34km地点の朽木スキー場までつづら折りを下っていきます。
スキー場にはオートレース場が併設されているため、バイクの吹かすバリバリといった音をずっと聞きながら下っていくことになります。
そのため朽木スキー場のエイドはめちゃくちゃうるさかったです(笑 
ちなみに下り始めの段階からすごい音が聞こえるので、エイドは結構近いのかな?と思わせてくれますが音のわりに距離は十分あるのでここは期待しては行けません。
 
朽木スキー場のエイドを越えたら50mの急登でラストパンチを頂いて、最後はロードを下っていき感動のゴール!
 
全身泥だらけになりましたが、達成感あふれる大会でした! 

レースの反省

・下りの前後はお食事に注意

前半最後の激坂は、急なりにもまだ元気も残っていたため自分なりに勢いよく3km下っていました。
おそらくその間で、胃の中がシャッフルされてしまい胃腸が機能不全に陥っていたのだと思います。
前半で摂った補給や栃生エイドで食べた小鮎も胃の中でもっさり残っている感じ。
後半最初は調子よくスピードハイクで登っていたのですが途中から急な寒気と足の重さ、そして吐き気の症状に襲われました。
風も吹いていて異常に寒さも感じたのでレインウェアを装着してゆっくり上り続けることでなんとか落ち着きました。
下りで胃腸の調子が悪くなるというのは聞いたことがありましたが、自分の身に降りかかるとは思っておらず良い経験でした。
(もしかしたらただの、自分の力が無かっただけかもしれませんが・・・)
 
・ぬかるみは抵抗せずに受け入れるべし
雨のため、後半の尾根沿いのぬかるみがひどく、「泥で滑って止まれない」という状況を生まれて初めて経験しました。
おそるおそる下っても、つるっと滑ってしまうような感じです。
ここで感じたのは、
「滑った時には無理に踏ん張ったりせず、滑るのに身を任せて下っていき、滑った先の木や石を使って止まる」
という方法が良さそうということ。経験則的には重要なのは踏ん張りではなくバランスだと感じました。

あと、シューズは斜面に対して(降る方向に対して)まっすぐ置くということ。
ソールの凸形状を見ると、靴をまっすぐ置いた時に滑りにくくなるように配置されていました。
登山とかで下る時には、足を横向きにして下りていくことがありますが、こういった状況ではNG。
少し怖いかもしれませんが、正面を向いたまま下っていくことで、グリップも効きやすく体勢が崩れた時のバランスも取りやすくなるので、
改めて接地の向きって大事なんだなぁと感じました。
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以上、フェアリートレイルの紹介でした。
みなさんも普段は足を踏み入れない里山でトレイルランを楽しみませんか?

fairytrail-takashima.com

 

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