てつラン&トレイル

何目指してるの?ってそれが褒め言葉

1泊2日で奥穂高岳でテント泊したら最高でした。

こんにちは!てつです!

先日の西穂高登山の翌日、8月4,5日に上高地から1泊2日で奥穂高岳へ登って来ました!

登山コースの紹介や自分なりに感じたポイントを書いているので、1泊2日で奥穂高登山を考えている人は参考にしてみてください!

 

(YAMAPの私の山行記録もどうぞ!)

穂高ってどんなとこ

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奥穂高岳は標高3190mの日本で3番目に標高の高い山。

穂高の山々の中でもっとも奥に位置することから「奥穂高岳」という名前となっています(と私は信じている)。

穂高は岩稜地帯で、山頂に到る道も岩場・がれ場を歩いていくことになるので、体力的には比較的ハードな山と言えるでしょう。

穂高の近くには「奥穂〜西穂縦走コース」や「大キレット」と言った、国内屈指の難コースもありそのハードさが伺えます。


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左;西穂への縦走コース 右;大キレット

穂高に行くルート

上高地から奥穂高に向かうルートは3つあります

上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高 *定番

上高地〜岳沢〜前穂高〜奥穂高 *健脚向け

上高地〜西穂山荘〜西穂高〜奥穂高 *エキスパート向け

私は初めての奥穂高ということもあり、定番の①で登りました

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上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高

一番王道のルート。涸沢までは屏風岩の周囲をぐるっと反時計回りに進むコースです。

距離は長いですが、横尾までは平坦なハイキングコース、横尾から涸沢までも沢沿いを緩やかに登っていくことになるので、危険箇所も比較的に多くありません

涸沢から穂高岳山荘までのザイテングラート(ドイツ語で”岩尾根”の意味)、山荘から奥穂高岳山頂までは鎖場・梯子もある岩場、がれ場を登っていきます。

涸沢以降、ヘルメットは必須です。

体力がある方は1泊2日でも行けますが、不安がある方は2泊3日の方がおすすめです。

途中に休憩する場所も豊富にあるので安心です。

<1泊2日の場合 *健脚向け>

初日:上高地〜涸沢〜穂高岳山荘(泊)*余裕があれば、山頂行けます

2日目:穂高岳山荘〜涸沢〜上高地 *早朝に山頂に行っても良いですね

<2泊3日の場合>

初日:上高地〜涸沢(泊)

2日目:涸沢〜奥穂高岳(往復)(涸沢泊)

3日目:涸沢〜上高地

上高地〜岳沢〜前穂高〜奥穂高 *健脚向け

体力ある人向けのコース。

岳沢〜前穂高までは”重太郎新道”という急登を登り、その先の前穂高岳から奥穂高岳の間は”吊り尾根”という岩稜帯の尾根道となっています。

急登を上りきり、そのまま足場の不安定な吊り尾根を歩くことになるので、ある程度の体力が必要になります。

岳沢〜奥穂までは小屋などの休憩場所もないので、必要な水分や行動食などを自分で背負って歩かないと行けないのが、難易度をあげる理由のひとつ。

穂高岳山荘で1泊して、涸沢経由で上高地に下るのが一般的と思います。

(涸沢経由で登って、前穂〜重太郎新道から下るという逆回りもあります。)

 

上高地〜西穂山荘〜西穂高〜奥穂高 *エキスパート向け

先日の”西穂登山”の中で紹介したコース。

西穂〜奥穂間は国内トップクラスの難コース。しかも途中でエスケープも難しいので一般登山者は使用しない方がよいと思われます。

このコースの途中では”ジャンダルム”というコブ状の山を超えることになります。

特徴的な形状から唯一無二のオーラを放ち、私も含めて登山者の憧れの山です(そうだよね?)

 

奥穂高岳までの道のり 

上高地~横尾
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横尾までのハイキングコース

上高地を出発して横尾までほぼ平坦のハイキングコースを歩きます。

ただこのコースが約10km!コースタイムにして約3時間!

登山開始の準備運動にしてはちょっと長い。

仲間とならおしゃべりしている間につくでしょうが、一人だと黙々と歩き続けることになります。

距離は長いですが途中で「明神」と「徳澤園」といった所で休憩もできるのでご安心を。

登山届けを出してない人は、横尾で出すことができます。

 

横尾~涸沢

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横尾大橋を渡るといよいよ本格的な登山道が開始!と言っても一部急登はありますが、基本的には涸沢までゆるゆると登っていきます

途中の本谷橋はゆっくり休憩できる癒しスポット!冷たい沢水に触れて気分もリフレッシュ

涸沢のテント群が見えてきたらもう少し!涸沢はテントが500張も張れちゃうテント泊のド定番スポット。紅葉が見ごろの秋には大量の人が押し寄せるそうです。

涸沢~穂高岳山荘

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写真左;尾根の凹んでいるところが穂高岳山荘。そこから伸びる濃緑色の尾根がザイテングラート 写真右;ザイテンの取り付き

穂高岳山荘までは「ザイテングラート」という岩尾根を登ります。

落石などの危険もあるのでヘルメットが必須です。

1泊2日の場合、涸沢までで疲れたーとなってから登ることになる現ので、体力・メンタル的にもハード。

そんな時は後ろを振り返りましょう。

涸沢カールや前穂、屏風岩の絶景が見られるので、気分転換しながら一歩ずつ登っていくと穂高岳山荘に到着です。

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穂高岳山荘~奥穂高岳

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山荘から最初に上る岩壁。左上の先端まで登るわけではないのでご安心笑

最初は山荘の真横にずどーんとそびえる岩場を登ります。

出発して1分で梯子に遭遇。しかも2つ。

最初の梯子と岩の急登をクリアできれば、後はガレ場を登っていくのみ。

奥穂高岳山頂にそびえる祠が見えてきます。

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朝日を待つ奥穂高岳。山荘から近いので早起きしてご来光のチャンスあり

奥穂高岳からはジャンダルムが個性的な姿を見せてくれます。

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月とジャンダルム

北側に目を向けると槍ヶ岳も望めます。

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槍ヶ岳もくっきり

 

穂高岳山荘のテント泊

穂高岳山荘は標高2996mの”白出のコル”というところに位置する山荘。

目の前には涸沢カールが一望でき、前穂高岳の山並みをはっきりと見ることができます。

今回は、そんな絶景の山荘でテント泊をしました。

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空中にテントを張るみたい

2回目のテント泊でいきなりこんな絶景を堪能するのは贅沢・・・と思いつつ最高の時間を過ごします。

テントは段々になった砂利状の区画に張るような感じになります。

私は、アライテントの”エアライズ2”というテントでしたが、私が選んだ区画が小さめだったこともあり、区画とぴったりでした。見回った感じ区画によって張れるテントの大きさは異なりそうです。

場所を選ばず張りたいのであれば長方形型で1、2人用のテントで行くのがおすすめです。

「エアライズ」は3シーズンをベースにして、豊富なオプションを利用することで、4シーズンあらゆる状況の下で快適に過ごすことができるように設計されたコンパクトでシステマチックなテントです。

まとめ

初めての奥穂高岳。1泊2日で行こうとするときのポイントは次のところと感じました。

1泊2日で行くポイント
  • 十分な体力と岩場への耐性をつける
  • 自身がなければ、荷物は可能な限り軽く(途中で補給もできる)
  • 天候と出発時間は余裕を持って

岩場のスキル云々というより、一定時間動き続ける体力と岩場に対する耐性があれば何とかなるかな?と思います。

私はテント泊装備で13kg (40Lザック)で登りましたが、山荘泊で最低限の水・食料装備にすれば荷物も軽量化できハードルは下がると思います。

私が登った時は晴れ。初日の6時半出発で13時頃に穂高岳山荘に到着しましたが、これは一般的に比べて大分早いペースだったと思います(YAMAPコースタイムは10時間)。雨だと足場も悪く、岩も濡れてペースも遅くなることも考えられます。

天候と出発時間と自分のペースを考慮して、可能かどうか見積もってみると良いですね。

 

以上、皆さんのご参考になれば幸いです。

是非楽しんで登って来てください!

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