車がない人も大丈夫!おすすめのトレイルランの大会をピックアップしてみた〜関西編〜
こんにちは!てつです!
マラソンシーズン真っ盛りですね!私も別大マラソンに向けて、山へ走りに行くこともなく平坦な道を日々走っています。
しかし!
徐々に新シーズンのトレイルの大会のエントリーが始まっています!
人気の大会は早く埋まってしまうので、できるだけ今のうちからチェックしておきましょう。
→ コロナで軒並み中止になっちゃいましたね・・・21年度はぜひ参加したいですね!
ところで、トレイルランニングは文字通り「トレイル=山」を走る大会です。そのため会場はもちろん山となるため、アクセスが悪くなりがちなのがネックになります。
私は大阪に住んでいますが、車もなく、一緒に大会に出るような友人もいないため、大会に参加するときは基本的に一人。交通費や宿泊費などが高くついてしまうので、なかなか気ままに大会に出ることができません。
そこで今回は、私と同じような悩みを持っているであろう方のために?
- 車がなくても大丈夫!
- できれば日帰りで参加したい!
という希望に応えられて、割と大きめの大会を3つピックアップしてみたので1つずつご紹介していこうと思います!
- フェアリートレイル in 朽木
- 六甲山5ピークストレイル
- 比叡山インターナショナルトレイル
※2020年1月末時点の情報です。
フェアリートレイル in 朽木(滋賀)/2020年6月21日(日)中止
スーパーロング: 60km/累積標高 4000m/参加費用 18000円
ロング: 40km/累積標高 2500m/参加費用 13000円 ←日帰りOK
ショート: 20km/累積標高 1200m/参加費用 9000円 ←日帰りOK
滋賀県の湖西、高島市で開かれる大会です。レジェンド鏑木毅さんが大会プロデューサーを務めています。
「まるで今にも妖精が出てきそうだ」
と鏑木さんが感じたことが、大会名の由来となっています。
私は2019年の時にロングの部で参加しました。
会場の朽木という場所ですが、公共交通機関ではバスで行くことしかできません。本数も豊富にないので、お世辞にもアクセスが良いとはいえません。
さらにスーパーロングの部ですと、スタートは6時半で前日受付が必須となっており、宿泊も必須。アクセス大変だし、宿泊費もかかるし・・・・と尻込んでしまいそう。
しかし、私が参加したロングの部はスタートが9時半のため当日受付が可能。さらに、京都駅から大会専用のシャトルバスが早朝に出ているため、それに乗れば会場まで連れて行ってくれます。
大会が終わったら、帰りはJR湖西線の安曇川駅までのシャトルバスもあるため、レースに全力を出しても大丈夫!欲をいえば、帰りも京都駅まで送ってくれれば最高なのですが、大人の事情があるのでしょう・・・。
ちなみに、スタート/ゴール会場である「グリーンパーク想い出の森」には温泉があるため、レースが終わってバスに乗るまでのあいだに風呂に入って汗を流し疲れを癒すこともできます!
私が大会に出たときの天候は雨。トレイルもぬかるんでおり、全身泥だらけになってしまい体も少し冷え気味でした。そんな状態でゴールして温泉に入った時の天にも昇る気持ち良さ・・。ゴール地点でお風呂に入れるだけでその大会の参加を考えても良いかもしれません(笑
肝心の大会ですが、人里離れているため人手のついていないトレイルが残っており、非常に魅力的な大会でした。妖精が出てきそう、と感じた鏑木さんの気持ちがわかりました。
また普段気軽に立ち寄れないところでもあるため、こういった大会の時しか走らないだろうなぁというコースとなっています。こういうのも大会に参加する醍醐味と言えるのではないでしょうか?
途中のエイドで小鮎の天ぷらなども食べられますよ。
鏑木さんにも会うことができます。
六甲山5ピークストレイル(兵庫)/2020年5月31日(日)中止
ロング: 51.2km/累積標高 3327m/参加費用 15000円 ←日帰りOK
ショート:28.8km/累積標高 2139m/参加費用 10000円 ←日帰りOK
関西でもっとも有名な山で行われる大会。会場も最寄りの阪急岡本駅から歩いて行けるためアクセスも抜群!関西圏に住んでいれば始発で向かって間に合う距離で開かれるのも嬉しいポイントですね。京都からでも始発に乗れば受付/スタートに間に合います。
受付は前日と当日のどちらでも可能なため、近場の人は前日に済ませてしまえば当日は余裕を持ってスタートを迎えられます。
ロングの部のゴールは掬星台!標高702mの展望台から神戸の街を見下ろせる絶景スポットを目指します。
50kmも走ったのにここから下山して帰るのか……と思うと気が重いかもしれませんがご安心!大会側が岡本駅間までのシャトルバス(700円)を出しているのでそれでゆったりと下山できます。50km走ってから自力下山とか大変ですよね…
もうひとつの手段として摩耶ロープウェイ&ケーブルカーで降りることもできます。日常で乗る機会はあまりないと思うので、イベントの1つとして乗ってみるのもありですね。この場合はケーブルカー降りてから電車駅まではバスに乗る必要はあるので注意してください。
なお、六甲山は一般のハイカーもたくさんいる山です。特に前半10kmは、芦屋から六甲山の頂上931mを目指す王道ルートを通るため、たくさんのハイカーとすれ違うことは想定しておきましょう!もし、少しでも早くいきたいと考えている方は前半は前の方に陣取った方がよいかもしれません。
私も今年はロングの部でのエントリーを考えていたのですが、友人の結婚式に参加するため今年の参加は見送りです。
比叡山インターナショナルトレイル(京都)/2020年5月23日(土)中止
50mile(80km )/累積標高 5500m/参加費用 19000円 ←日帰りOK
50km /累積標高 3700m/参加費用 16000円 ←日帰りOK
23km /累積標高 1400m/参加費用 9000円 ←日帰りOK
比叡山延暦寺をスタート/ゴール地点としたレース。フェアリートレイルと同じで鏑木毅さんがプロデューサーを務めている大会です。
この大会も受付は前日(京都タワー)または当日現地の選択ができるので、無理に前泊する必要はありません!比叡山の泊まることができるので経験としては面白そうですけどね。また、京都駅から往復のシャトルバス(有料)も出ているので、往復ゆったりと過ごすことができます。
この大会で、珍しいと感じたのは50mileの長距離であっても当日受付を許可しているところです。他の大会(フェアリートレイルとか)だと、距離が伸びたらその分スタートが早くなるので受付は前日のうちにということが多いように感じます。
なぜ他の大会と違うかというと、この大会は開催が土曜日というところにあると思います。そのため50mileの場合は
スタート: 8:50
関門: 20:20
となっており、通常の他の大会よりも遅めに時間が設定してあります。
しかも、21時に延暦寺を出発する復路のシャトルバスも大会側が準備しています。
そのため、時間もお金も余裕がないけど、長い距離走りたい!という方は50mileのレースを日帰りでこなすことができてしまいます。
大会の日程/時間設定も奥が深いものだなぁと感心した次第です(笑)
もちろん大会サイドは前泊/後泊してくれることを期待しているのでしょうが、それを強要しないあたりに大会の寛容さが感じられます。
なお、50mile部門の参加条件は
「100km以上のトレイルレース完走、またはフルマラソン3時間以内」
というエリート選手しか参加できないような条件となっているため、そもそも私に参加する資格はないのですけどね!
早く参加条件を満たせるようにトレーニングに勤しみたいと思います。
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以上、関西在住の方で時間もお金もかけずにトレイルの大会楽しみたいなぁ・・・という方は参考にしてみていただければと思います!