箱根駅伝と暗躍する厚底シューズ
こんにちは!てつです。
箱根駅伝が青山学院の貫禄の総合優勝で終わりました!
東海大学は惜しくも総合2位だったのですが、実は復路で順位をあげて復路優勝してるんですよね。
他にも國學院が3位に入ったり、東京国際大が5位だったりと新興勢力の台頭も印象的な大会でした!
皆さん本当にお疲れさまでした!
正月から感動的なレースを見させてもらい、こちらもやる気をもらえました!
何か同じシューズ履いてる人多くない?
今回の大会ではナイキの厚底シューズの着用率が非常に高かったですね!
シューズの名前は『ズームフライヴェイパーフライNEXT%』。
シューズの特徴としては、
厚底でクッション性を出しつつ、 ソール内部のカーボンプレートで反発力(推進力)をもらえるシューズ
注:シューズを持っていない私の所感です
市販品で我々のような平凡市民ランナーでも3万円程度で購入できます。
着用率は84%程度だったようです。
news.yahoo.co.jp
そして、次々と出る区間新記録……
『シューズのお陰でこれだけ記録よくなったんでしょ?』
皆さん思いますよね。
それは関係ない! と言いきるのは難しいと思っています。
マラソンでも、キプチョゲが出した世界記録や大迫の日本記録も同じモデルの厚底シューズで出されています。
2019年9月15日に行われたMGCでも30人中16人が同シューズを履いていました。
このシューズはインチキじゃないか!?
スポンサーの関係で、 同シューズが履けないアスリートグループから IAAF国際陸上競技連盟)に調査を依頼するなど議論を起こしています。
ナイキが「マラソン厚底規制」に高笑いする理由 記録更新の勢いは誰も止められない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
少なくとも箱根駅伝の選手も含めたトップレベルのアスリートは、鍛練を限界まで詰んでいるわけでシューズの助力の影響は大きいのだろうと推測します。
バネが組み込まれたシューズが出たら、それは受け入れても良いの?
ソールの中のバネはオーケー?
カーボンプレートはいいけどバネはダメ。じゃ何が違うの?
厚底シューズは基準を明確にするまではどんどん進化していくんだろうなぁと勝手ながら想像しております
シューズで速さが決まるのか?
個人的に、我々市民ランナーが勘違いしたらダメなのは『シューズとは力を出すために背中を押してくれるものである』ということ。
シューズを履いたら速くなる、なんてありえないと思っています。
厚底シューズの恩恵を例え受けていたとて『 そのシューズ履いたから速くなったんでしょ?』とか言われたらその人張り倒したくなりませんか?
だって【これまでの練習】と【シューズの力】なら 【これまでの練習】の方が支配率高いはずだもの。
とはいえ、シューズに頼りたくなる気持ちはへっぽこランナーとしてもわかります。
現に、僕も上記のモデルではないですが、 廉価版で性能がやや落ちる 『ズームフライフライニット』というものを履いています。
シューズのお陰なんて言われたく無いけど、速く走れるのなら使いたい・・・
市民ランナーでも厚底シューズ着用率が増えているのは、少しでも速いタイムで走りたいという純粋な欲求によるもの。
こんな相反する思いに苛まれなているランナーも多いのではないでしょうか?
シューズの進化には興味があるけど、練習第一であることは忘れてはいけないなぁと思う今日この頃です。